●秋冬のお気に入り「ワインの石鹸」、実験1はこちらから ←click!
前回、ぐるぐるが終わって牛乳パック型に流し入れるところまでのご報告でした。
さて、その後、出来上がったワインの石鹸はと言いますと…
左:「白ワインの石鹸」
右:「赤ワインの石鹸」です。
光の加減で、逆の濃さに見えなくもないですが
間違いないです。なぜなら…
上:「白ワインの石鹸」
下:「赤ワインの石鹸」
わかりやすい目印のように、赤ワインの石鹸は
表面にムラのような、ちょとザギザギした感じになってしまっているからです。
カットした面が、ぼそっとなると言いますか。
年に1回、あるかないかの状態。
…でもこうして見ると、上が白ワインなのに…逆に見えますね。
(くどいようですが、あってます)
そして、タマゴのような不思議な色に見えているこれが、
実験として 赤ワインと白ワインの石鹸タネでマーブルに挑戦 だったのですが…
ほんのすこし、もわもわとしてる程度にしか、見えませんでした。
薔薇を漬けないワインでやったほうが、くっきりマーブルになったと思います、失敗。。。
よく見ると、もわもわした模様が見えますか?
この年輪みたいな煮玉子みたいな色は、カットした直後しか見れません。
時間がたって空気がふれると、外の濃い茶の色が全体に広がって
グラデーションではなくなります。
毎度のことながら、石鹸て不思議ですよね。
秋冬お気に入りの、茶油を配合した、ワイン専用(となんとなくなってしまった)レシピです。
香り付けもなし。
ワインの香り、白と赤で少し違う仕上がりなのがわかりますよ。
そして気になる薔薇ですが…
ワインには香りは移っていても、石鹸にはほとんど残りませんでした。
去年作った強い香りのスパイスやらハーブやら、大量に入れまくったワイン石鹸、
あれは、ほんのりいい香りだったのだけれど。
ハーブの香りを石鹸に移すには、本当にコツがいるのですよね。
精油で香り付けをするのも好きですが、
香りを自然のものから取り出せないかと…ちょこちょこと実験を重ねています。
現代の世の中は、どんどん香料が強くなっています。
自然のものから採れた、最小限の香りを楽しめる石鹸を作る提案も
とても大事なのではないかと、ずっと思っています。
香りや見た目はともかく、秋も深まってきたので、解禁が楽しみです。