牛乳パック型で作る、デザイン石鹸

 

この石鹸は2種類とも、牛乳パックで作っています。

こうしたデザイン用のモールドも売っていますが、実験的に牛乳パックでどこまでデザインが可能か、

チャレンジしてみました。

 

色材:左の紫=紫根のフィトピグメント 開発:ゆりくまさん ←click!

右の黄色=カレンデュラ&カモミール なんとなくウルトラ抽出

右の緑=緑茶 ウルトラ抽出

 

お菓子のような石鹸―夏の石鹸

お菓子の型を使った石鹸。

作るたびに美味しそう、と、人気の石鹸です。

 

レシピも香りも、夏向けで。。。。

今回のピンクは、ゆりくまさん ←click!  伝授の

フィトピグメント、茜のパウダーで色付けしています。

 

フィトピグメント=ゆりくまさん開発の技!植物から取り出して作る顔料のことです。

 

「顔料」になるってすごいですね!

自然のものを粉砕したパウダーのものとは、意味がまったく違うのです。

ただ、パウダーを使うとほんの少しでも効能がある可能性がありますが、

フィトピグメントは、石鹸にした時の効能はありません。

 

 

牛乳パックの組み立て方

 

石鹸作りのための型は、市販でたくさんいいものが出ていますが

まずは手軽に始めるために…

身近な、牛乳パックを使って作ってみませんか?

 

*教室で使っている、牛乳パック半分の量の作り方をご紹介します。

牛乳パック1本分を作る時は、半分に切らずに組み立ててください。

いずれも、牛乳パック2本で、ひとつ分の型を作っています*

 

 

 

パックの重なったところに石鹸の液体を流すと

石鹸に跡がついてしまうので、そこを使わないで型を作ります。

ハサミの刃のとなりに段差が見えます。この刃の向きに縦に長く切ります。

 

 

 

底までたどりついたら、くるっと向きを変えます。

底の一辺を、切っていきます。刃の向いてる方向です。

 

 

切れました。ぱかっと開きます。

 

 

この開いたところを、今度は切り落としていきます。

 

 

切り落としたら、切り落とした紙を定規変わりに使います。

パックの側面(上の屋根状のつなぎの部分は含まない)の長さの半分に折ります。

半分に折ったものを目安にして当て、その脇を切っていきます。

 

 

↑ まず1面を切ったところ。(この写真のパックは、左側が底です)

 

そのまま、3面とも、切って切り離します。

 

もうひとつのパックも。こちらは蓋になった部分を切り離さないで半分に切ります

 

切り開くと、4面あったのがわかります。

 

底と底を、向かい合わせにするような感じで↑ この向きに組み合わせます。

 

注意:ここから写真を撮り直したため、パックの柄が変わっています!

蓋付きのパックが、グリーンの柄から白い柄に変わっていますよ~。

 

側面、2本の両面テープを、この場所に。もれにくくなります。

 

底も、上と下に2本。反対の側面にも2本。全部で6本の両面テープでばっちりです。

両面テープのシールをはがしたら、この向きに重ねます。

蓋付きのパックが上にくるようにすると、石鹸を作った時に保管しやすくなりますよ。

 

 

ポイント!上のパックとの重なり部分は、上からぎゅーっと押さえつけます。

密着させると、石鹸の液体が漏れません。

 

側面も、しっかり手で押さえてとめます。

 

 

 

蓋付きの箱ができあがりました。

 

慣れるまでわかりにくいかもしれませんが、慣れれば簡単にできますよ!

牛乳パックは保管も楽、石鹸も出来上がって取りだした後は処分できるので

まだ慣れない方には安全性も高い型になります。

作ってみてくださいね。

 

 

 

 

『初夏のすーすー ラベンダーとミントの石鹸』、型出ししました。

 

初夏のラベンダーとミント石鹸教室から2週間、牛乳パックから外してみました。


教室にて、生徒さんがぐるぐるしてくださった石鹸です。いい香り、真っ白に牛乳パックの底の跡もかわいい!


梅雨なので、乾燥に時間がかかりますね。パックに隙間ができるまで、じっとガマンできれいに仕上がります。

この型出しまでの期間は、レシピによっても、季節や環境によっても違います。

型出しが終わったら、一日以上乾かしてからカットするとカットしやすいですよ。

 

 

ジンジャーマン、牛柄に。

 

お教室を始めて、前半活躍してもらいました

お土産石鹸のジンジャーマンたち。

 

営業部長!と、私は心の中で呼んでおりました。

その癒される笑顔、どんな柄になっても、どんな色になっても、

みんなそれぞれ味があります~。

 

模様付け

●黒 : 竹炭パウダー

●グレー : 青黛(せいたい)