DIY:2017年編ーリビングとキッチン

2017年、宝塚のテレビの取材をきっかけに

リビングとキッチンをDIYでおおきく改造しました。

 

たびたびお目見えしている大きなアンティークのキャビネットは

その少し前にうちに来てくれたものですが、

もう簡単には動かせないだろう…と

気持ちが伸ばし伸ばしになっていたリビングの漆喰塗り作業も

改造の前に完了していました。

 

 

2017,4,29

 

メインとなったのは、出窓風の窓の下に設置する

本などを収納するおおきなキャビネットの作成でした。

 

こうした木工DIYの作り物は、細かいサイズ指定や

素材の吟味がわたし担当で

実際の設計や組み立てを主人が担当してくれています。

 

以前は部屋で木材のカットも行っていましたが

時代が変わり、ホームセンターやネット注文で

すでにカットされた木材が手に入るようになり、

とても助かっています。

(わたしはちょっと寂しい…切るのも醍醐味、みたいな…夫に怒られそう笑)

 

木材を寸法出しして発注、GW進行に気付いていなかったオットよ…

滝汗でしたが、 割増料金で 特急便にてなんとか到着。

(夫婦の仲は焦りでずっと喧嘩状態…笑)

 

組み立て始めると、リビングはごちゃごちゃ!!

でも一日でここまで組みあがってます。

 

 

2017,5,1

割増料金で笑、追加の木材到着。

ころんこ先生監督のもと、作業がスタート!

 

扉の組み立てが終わりました。

主人が言うには、カットした木材であっても

ミリ単位で寸法が違うことが多々あるそうです。

 

届いた木材をそのまま使えるわけではないので

(サイズ調整に時間がかかるらしい)

それなりに時間はかかります。。

 

でもここまでは順調に作業が進み、

目標だったキッチンの棚やキッチンのごみ箱、

わたしの部屋の収納用のキャビネット、

全部さくっと終わるかな~なんて楽観視してしまいました。

これが後々大変なことに…。。

 

2017,5,3

前日の作業で、蝶番がつきました。

写真には写っていないのですが、扉1枚だけ、本体とくっつきました。

 

…この蝶番が曲者で!!!!!!涙

 

扉が大きく、また若干の素人の寸法の違いやら

設計のミスやら(隙間なく壁ぴったりに作りすぎた…)で

扉を1枚付けるのに半日かかっています。

 

オットも焦り始め、焦りからさらにイライラ…。。

 

わたしはホームセンターに追加の材料を買いに走る!

…走ったはいいけど、タクシーでも持ち帰れる量ではなかった…

義理の弟に助けてコール、迎えに来てもらって

そのままお手伝いの作業もしてくれました。

ありがとう!!涙

 

この日の日記を読み返すと、とんでもなくバタバタしていて

感情むき出しで記録されてて、今見ると面白い…。→click!

 

 

2017,5,4

助っ人登場、父 茂、ペンキ塗りの手伝いに来てくれる…。

母の手作り弁当持参で来てくれました。

ありがとうーありがとう!

確か、ごはんを食べる時間も惜しく、

もうふたりとも疲れ切っていたタイミグでありがたかったです。。

 

 

ペンキもリビングで塗るしかないので、

作業用の養生シートを使います。

ペンキこぼしたりあっちこっちついたりして

使い捨てな感じ。。。

 

ペンキの色は、アンティークキャビネットの色と合わせることにして

わたしが目分量で調整しました。

塗った時と乾いた時では色が変わるので

木材のきれっぱしに塗って→乾かしてから、決定です。

単純な作業ですが、ロスタイムは大きい…

(ペンキの缶の蓋を何度も開け閉めするのも面倒くさい…)

 

 

2017,5,5

…この日の日記を読み返して、今読んでもぐったり笑

まだ蝶番の調整していました。。。

 

ペンキ塗りはさくっと終了するも

例によって蝶番と扉の調整で2日以上かかってます。

義弟が手伝ってくれたのはありがたいが、

そういえばすごく 細かい性格 だった…。。。

時間がないと伝えてあったけど

「この扉、寸法おかしいじゃん!」と言い出して

微調整に入り始めて…もう見ているわたしは滝汗…。

DIYって、男性と女性ではこだわりポイントが違うんですよねー…。

 

日記によると、この日の夕方、ようやく完成しています。

 

そして休む暇なく、オットは収納棚の作成にとりかかり。。

 

わたしはごはん作りなどをしながら

(でも居場所がない!)

キッチンとリビングの片付けを同時に。

入れ物を作るだけでは片付かないのです!

 

 

2017,5,6

連日、バタバタしているリビングで、

ころんこ先生たちはハラハラしながらも大喜び!!

 

2メートルぐらいある大きなキャビネット、

どうやって上に登るのか!?

 

気付いたら、ころんこ先生が勝ち誇った目で見降ろしていました。。。

 

収納棚のほうは微調整が少なく、

先に出来上がったキャビネットよりサクサク進んでいます。

 

とはいえ大幅に出来上がり目標をオーバーし、

もうひとつ作りたかった排気口の目隠し用の偽物ドアは

制作を断念。。。

リネンのカーテンに変更し、材料を確認、

手持ちでいろいろあったのでうまく利用して

やっつけで作成!→この記事の最初に出ている写真のものです。。

 

これが収納棚、タンスみたいなものです。

無駄に側面も装飾入っています笑

(オットが間違えたらしいからそのまま採用に)

 

このあと、わたしの時間もなくなり、

ほとんど記録の写真が残っていません。

 

この収納棚はアイスグレーにペンキを調整し、

ばばっと夜中塗った覚えがあります。

 

どうやってもうまく写真に撮れない収納棚…。

 

取っ手は現行品、

確か通りがかった雑貨屋さんで

「もうこれでいいや!」的に入手した覚えが。。

 

アンティークの鍵穴は、手持ちの中から

カーテンと扉に。。

 

装飾はだいすきです!笑

 

主人のやる気が復活笑、

予定どおりキッチンの収納キャビネットも完成。

 

が、素材を試してみたかったそうで

安いゴムの木というものを選んだら

死ぬほど重いキャビネットになってしまい、後悔しています。

色塗りに迷って、いまだにこのナチュラルなままで使っています。

 

苦戦したのと同じ蝶番を使っていますが

経験が物を言う…取付はすんなりおさまりました。

 

さらに、これはそんなに大変ではないですが

ハーブティーのためのハーブの棚を設置してもらいました。

 

壁の補強が大変らしいですが、

幅や段数など、わたしが決めてさくっと完成。

他愛もない棚ですが、すごく便利です!

 

 

完成すると、ほんとうにほんとうにうれしかった思い出しかありません。

 

喧嘩ばっかりだったけど笑、

今でもふたりで「快適になったー!!」と

当時を思い出すことが多いです。

 

我が家のDIYは、物が多い生活なので

とにかく『実用性が第一!』『見た目はその次!』ですが、

掃除さえすればお客様が来ていただけるような空間になりました。

 

最後に、わたしの担当部門、

布のDIYです。

 

見えないところですが、キッチンや洗濯機置き場に

同じ白いリネンでたくさんカーテンをつけました。

 

この写真の反対にある

収納用の無印のパイン材キャビネットのラックも、

とりあえず即席でぐるりと取り囲むリネンカーテンを。

 

時々尋ねられる天蓋風のカーテンは、

使っていなかった大きな刺繍枠を使って

なんちゃって天蓋を作っています。

 

教室に使うロール紙やプチプチを中に隠しています。

 

ベッドルームとか子供部屋にいいなぁと思いながら

次の課題はベッドルームのテコ入れ、ですね。

 

 

あっ、台所のごみ箱を収納する木工の棚も作りましたが

写真を忘れていたのでまた改めて!汗

 

 

● ● ● ● ● ● ●

 

 

DIY流行りとはいえ、

着手するときにきっと悩むと思います。

 

●材料の値段は意外とかかります

●材料や道具をそろえるのも、結構な手間です

●ポイントは養生です

 

 

DIYが流行していても、実は上にあげたようなことが

現実だと感じています。

 

それでも、出来上がった時には絶対に絶対に感激するし、

何より、思い出になります。

わたしは、迷ったらやるべきだと思います。

 

長いお休みの時、または余裕を持って計画して

ぜひ取り組んでくださいね!

 

長々と見ていただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 


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