『星の鳥』石鹸を作る、その1
普段私が作る石鹸は、なるべく自然素材を心がけて作っています。
オイルは植物に限らず、動物のものも使っていますが、
化学物質や合成されたものではないという解釈ではそれも「自然素材」と思っています。
色付けの素材も、色を付けるためだけの素材はあまり使わないのですが
デザイン重視の石鹸を作る時には、
天然のものでは出ない鮮やかな色が必要なこともあります。
『星の鳥』というテーマで石鹸を作るイメージをした時に
鮮やかなブルーがどうしても必要でした。
そういう時には割り切って発色のいい色材を使います。
色の発色具合を見るために、いつもの バケツソーパー (最近こう言われています笑)から
プラスチックボウルソーパーに変更笑 ちなみにこれが石鹸業界のスタンダード。
真っ白いボウルですから、石鹸のタネの色や香り付けをした後の色が
確認しやすくなっています。
100円均一で見付けましたが、耐熱温度もばっちり!湯煎しますからねー。
デザイン重視の時には、合成香料の香りの実験も兼ねて作ります。
フレグランスオイルの、すずらんを使ってみました。 ←購入先はこちらから!click!
フレグランスオイルは、種類によっては石鹸が茶色っぽく変色していくものもあるので
必ず試してから!が鉄則です。
フローラル系は、色が変わらないものが多いですよ。
色材は、ウルトラマリンブルー+ウルトラマリンパープルで。
濃いものとちょっと薄めのもの、2つのトーンにしてみました。
牛乳パックのロング=1本分で作ると、ちょいとゆがみが出ますが
保温の時にぴっちり形を作ってあげれば大丈夫!
中は色の流し方に細工をして、
トップに余ったブルーの生地をグラデーションにして入れています。
その上に、白=ベースの生地を、適当に。
適当なんですが…
一手間で、このくらいの感じになります。
ちなみにテーマの『星の鳥』は、このトップのランダムな模様もすでに『星の鳥』イメージなんです。
保温する前、できあがったばかりのトップ。
この色の艶っぽい感じは、この時だけの宝物。
さて、完成に向けては こちらから。 ←click!
長いので分けました。