秋冬のお気に入り「ワインの石鹸」、実験1
あんなに暑かった夏はどこへいった?というくらい、
あっという間に秋がやってまいりました。
朝晩は、洗顔で顔がつっぱるように…。
この乾燥具合が、季節の変わり目の合図です。
さて、秋冬用の石鹸と言えば、大好きなレシピは「ワインの石鹸」なのですが
11月のお教室の準備データもかねて、ちょっといろいろ実験してみました。
「白ワイン」で1本、「赤ワイン」で1本、「白ワインと赤ワインでマーブル」を1本仕込みました。
ワインの石鹸を作るには、ワインはあらかじめ湯煎してアルコールを飛ばしておく必要があります。
そのままのワインを使うと、アルコールによって鹸化反応が促進され
激トレースと言われる状態になって失敗する原因になります。
また、湯煎した直後など、ワインの温度が高いと非常に危険です。
この日は冷蔵庫でキンキンに冷やしたものを、苛性ソーダと混ぜました。
左が「白ワイン」、右が「赤ワイン」。激しく反応が起こります。
容器はいつもより余裕を持って。万が一、吹きこぼれても大丈夫なように流しの中が安全です。
※写真撮影のために手袋をしていないだけで、撮影以外はゴム手袋を着用しています。
反応が収まったところ、わかりやすい白いボールの写真で。
左が「白ワイン」、右が「赤ワイン」の苛性ソーダ溶液です。
実はこのワイン、どちらもバラの花びらをじっくり3カ月以上漬けてあったものなので
何も漬けずに反応させると、また違った色になります。
バラ入りは色が濃く出ているようです。
ワインについては、こちらへ ←click!
まずは「白ワイン」の1本を。
ぐるぐるが終わりました。いつもより断然濃い色が!!!
続いて「赤ワイン」の一本も、ぐるぐるが終わりました。
この写真だと、白ワインと赤ワインの色の違いがわからないですね…。
並べてみると、違いがわかるでしょうか。
上から「赤ワイン」「白ワイン」です。
単独の「赤」「白」とはオイル配合を変えて、
「赤白のマーブル」を。牛乳パック縦使いにしてみました。
この結果は、次に続きます。 ←click!